妊娠週数について
妊娠期間は十月十日(とつきとおか)などといいますが実際は少し違います。
最後の月経から2週間目に排卵し、妊娠したとします。
次にくるはずだった月経の予定日(最後の生理開始日から4週後)が妊娠4週、40週目がお産の予定日となります。
具体的な例をみてみましょう。
1月1日から月経がはじまり、1月中旬の排卵で妊娠したとします。
1月末には尿の妊娠検査薬が陽性となります。
桜の花が咲き始める3月26日には妊娠中期(妊娠12週)に入ります。
梅雨入りしそうな6月4日から22週となり、これ以降に赤ちゃんが生まれると早産です。
夏の間、赤ちゃんはぐんぐん成長します。
暑さも落ち着く9月17日に37週に入り、もう赤ちゃんが生まれても良い時期(正期産)です。
10月8日(40週)が、いわゆる分娩予定日です。
妊娠検査薬が陽性になってから、8カ月後には赤ちゃんが生まれている、ということです。
思ったより早い経過ではないでしょうか。